はちや

大河への道のはちやのネタバレレビュー・内容・結末

大河への道(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

千葉県香取市が街を盛り上げるために大河ドラマに取り上げてもらおうと奮闘するお話。
冒頭のシーンが最初は謎だったけれど、中盤に“これだったのか”とわかるようになっていてスッキリ。

どうにか脚本を書いてほしいと橋爪功さん演じる加藤先生にお願いに行った時『(作家としての)加藤は死にました』と橋爪さんが何度も言ってはぐらかす様と、
時代劇シーンになって『伊能先生は生きています』と貫き通す高橋(中井貴一さん)。
この対比もおもしろかったですし、
時代劇シーンを現代シーンと同じ俳優さんたちが演じることによって 現代への生まれ変わりを示唆するような 親近感を覚えながら拝見しました✨

完成した地図を上様に献上しに行く朝、
全ての責任を負おうとする高橋に 共に行くと覚悟を決める伊能隊の皆さん。
上様に嘘をついたと これからみんな打首になるかもしれないのに
『その時は冥土までの道のりを共に測りましょう』って…!!
涙腺崩壊しました。

涙腺崩壊したのに直後に面白いこと言われて笑っちゃった😂

私もコツコツと積み重ねて やがて目標にしているものを成し遂げられるように活力をもらえた、とても清々しい作品だと感じました🌟
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