ともぞう

HOMESTAYのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

HOMESTAY(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

誰にも愛されていないと思って自殺した少年は、そんなことはなく、皆に愛されていたんだと気づく100日間。テーマは面白いが、やっぱり時間不足でいろいろ消化不良な感じ(お母さんの浮気、口をきかない兄ちゃん、レズだった美月先輩のエピソードなどが放ったらかされて終わる)。この辺りを深掘れば、もっと感情移入できたのに。

〈あらすじ〉
死んで魂だけとなったシロ(長尾謙杜)。彼は管理人を名乗る謎の人物(濱田岳)から、同時期に死んだ高校生・小林真に乗り移って(ホームステイし)彼の家で暮らすように告げられる。管理人に課された転生の条件は、シロの魂が小林真が死んだ原因を彼の家族や友人に気づかれることなく100日以内に突き止めなければ消滅してしまうのだった。シロであることを悟られないよう真としての生活を送るシロは、真の幼なじみ・藤枝晶(山田杏奈)や、彼がひそかに憧れていた先輩・高坂美月(八木莉可子)と交流しながら自らの死の真相に迫っていく。ちょっと違和感のある家族との時間、優しい幼馴染や学校での憧れの先輩との日々などつかの間、真として過ごすシロ。だがその死の真相には小さな光と大きな闇が交錯していた。
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