KaneSho

HOMESTAYのKaneShoのレビュー・感想・評価

HOMESTAY(2022年製作の映画)
3.2
・作品の感想:
主人公の幼馴染 晶とう少女が、ただただ可愛い作品でした。

・あらすじ:
ストーリーは、ある理由で死んだ主人公 小林真に、「管理人」と名乗る謎の人物から、「君の魂は選ばれたんだ”シロ(魂の名前)”。死んだ高校生 小林真の体にホームステイし、彼が死んだ原因を突き止めるんだ」と100日間のリミットを言い渡される。シロは、原因を突き止めるべく、真の生活に溶け込むよう生活していくが、家族の違和感、学校での皆との距離感の違和感に気づき始める…-という感じ。

・プロットについて:
なんというか、冒頭を終えて1時間ぐらいは 真に乗り移ったシロの、自分勝手なリア充を見せられてる気分で、大分楽しいとは言い難い時間が続いた。
緊張感と伏線回収は、後半にどっとのしかかってくる感じで、少し情報過多なイメージを覚えた。
全ては、晶の尊さに救われた気がします。


・作品が伝えたいこととは?:
”ずっと内(自分の心)ばかり目を向けていないで、周りを見渡してみな? 君を大切に思ってくれてる人はいるよ”と感じました。
主人公 小林真はただただ暗い男の子で、ずっと眩しい光を追いかけていて、小さな光には気づかないという少年の感じ。自身を大切にしてくれる幼馴染や兄貴とかがいて、絵も周りよりめちゃくちゃ上手なのに、なんでそんなに暗いのかなと感じた。
ただ、内向的な人ほど繊細さんなので、そう言う意味では、よかったのかもしれない。
KaneSho

KaneSho