MASAYA

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのMASAYAのレビュー・感想・評価

4.3
再レビュー

デビュー作がこれとは、、いやはやガイ・リッチー監督感服です。

まず作品名がカッコいい。
調べてみたところ、
ロックが発射装置
ストックが銃床
バレルが銃身
って意味らしいですね。
それでもって『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』全体で『煙を吐くマスケット銃』かっこよすぎる。でもトゥーというのは2発同時発射を意味するらしく、2丁の銃を指してはいないみたいです。

確かに麻薬と金に比べ、地味だけど実は何だかんだ銃を中心に進むストーリーを考えるとぴったりなタイトルだなと。
ちなみに"Lock, Stock & Barrel"で「一切合財」という意味もあるとか。最後に「ぐしゃっ」と全部繋がる感じに当てはまっててセンスを感じる。

そして何といっても緻密すぎる脚本。
タタキをタタくという内容だけでもややこしいのに、それ以外にも登場人物やグループが多くて整理するのに少し時間がかかる。とりあえず伏線張り過ぎ。

でも円の周縁部分のみが少しずつ重なってるような人物関係がよく出来ているし、それでいて一周して円でできた大きな円のような構造になっているから、魅力的。伏線の回収の仕方がおしゃれ。芸術性すら感じる。

こんなに複雑なのに観ている者を飽きさせないのはストーリーが短時間にコンパクト且つスピーディーに詰まっているからではないだろうか。正にキレっキレ。

あとはキャラクターそれぞれがちょっとずつおバカさんでかわいらしい。灯台もと暗しにも程があるだろって言いたいけど、許せてしまう。

スナッチも好きだけど、やっぱりロックストック。