監督、製作、出演の3役をこなし気合を見せるドルフ・ラングレンさん。
W主演的な感じもあるが出番的には主人公はスコット・アドキンスさんかな。
ドルフ・ラングレンさんの実娘であるアイダ・ラングレンさんが娘役で出演…ややこしい(笑)
それぞれの現状を説明するためではあるものの、いざお金の争奪戦が始まるまでが長い…。アクション映画でこの展開の遅さはツラいところ…。
ラングレンさんとアドキンスさんの戦いはやはりテンションが上がります。
ラングレンさんがあまり吹替えを使わず格闘アクションしてるのは流石。
吹替えまみれのどこぞのセガールとは気持ちが違う。
アドキンスさんの蹴り技も健在で安心しますね。
低予算でところどころにショボさが出てるものの、爆発のタイムリミットが迫る中でのクライマックスはなかなかハラハラしました。
隠した本人がお金の隠し場所を忘れてるとかそんなのある?という話を合わせるために強引なところも多々…。
悪党の顛末よりも娘がどうなったかは描かないといけないと思うところ…。
格闘アクションの演出では冴えを見せますが、ストーリー構成に問題があって約10年ぶりのラングレンさん監督作品ですが、やっぱり演者に徹していた方が良いかなと思いました。それでもB級アクションとしてはまあまあ楽しめた作品でした。