土鳩

ダウントン・アビー/新たなる時代への土鳩のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい!ただただ素晴らしい!大きな愛で包み込まれるような幸せに満ちた映画でした。
まだ、ドラマ版のシーズン3の途中までしか見ていないが、映画館での上映を見逃せないと思って見たが…やはり話が進んでて、「おまっ…誰?!どうした??」のようなことはあったが、基本はダウントンの面々なので、分からなくない。
皆様、お年を召しているのに気品は変わらずで素敵!
ドラマが終わったあとの全てのキャラの生活がどうなったかを、日常の出来事を織り込みつつ映画という形でまとめてお知らせしてくれるなんて、しかも幸せにしちゃうってあたり、製作陣の優しさが爆発してて堪らん。
トーマスが幸せになったのはただただ嬉しかった。
副題の「新たな時代」とは?と不思議だったが、バイオレットが亡くなることで一つの時代が終わり、メアリーがその地位を引き継ぐことで新たな時代が始まったということなのだと思う。バイオレット、大往生だよ!でも、今後ダウントンでバイオレットが見られないのはとても残念。
メアリーは強い存在として君臨してなきゃならないのは、唯一、寂しく悲しいところ。カーソンが優しく受け止めているシーンは泣けた。この時代にこれだけ強くいなきゃいけないのも、なかなか珍しかったのでは?
ロバートがもしかしたら父の子ではない?と焦ってたシーンはサイコーにキュート。英国人らしさで自分を縛って困ってるなんてもう、ロバートらしいというか。
モールズリーさんは…道化役な位置付けなのかな?幸せになってくれてよかった!
アメリカ人と揶揄されることの多いコーラが女優を助けてあげたところで、マイ・フェア・レディか!とツッコミつつ、発音の仕方によって気品が出るなんて、英語…難しいと唸ってた。聞き取れないからなんも分からんけど。

100年前の話をこんなにワクワクして見られるなんて、本当に素晴らしい映画!
土鳩

土鳩