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ダウントン・アビー/新たなる時代へのNYoLoのレビュー・感想・評価

5.0
ダウントンアビーについて何か語るときは、いつもここから言いたくなる。ある日インフルでぶっ倒れていた時、撮り溜めていたこのドラマを高熱のなか一気見したのが出会いでした。

とっても大好きな世界。大きなドラマも小さなドラマも、ウィットに富んで優しくて、なんだか涙がでちゃう本当に素敵なシリーズです。

その映画版第2弾は、ヴァイオレットおばあさまが、昔フランスで出会った伯爵からヴィラを譲り受けることになり…というところからスタート。同時に屋敷は映画撮影のロケ地として使われることになります。

ダウントンアビーを取り巻く環境や時代の変化を、映画がサイレントからトーキーへ移り変わっていく状況を重ねながら、そして、クローリー家の人々や、従者やメイドなどのスタッフみんなの変化をきちんと描きながら、物語は進んでいきます。

昔のイギリス貴族って、「こうあるべき」でカチカチに固められてるイメージ。そんな時代にダウントンアビーを守り続けたヴァイオレットの、恋多き過去が私大好きです。

いろんな価値観を綺麗に盛り込んであって、心に響くシーンとかもたくさんあって、なんか途中からずっと泣いてた(なんでかは知らん 笑)

ひとつの時代が終わりました。
みんなの幸せを、何よりもトーマスの幸せを心から祈念しております。
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