MikuOshika

マッドゴッドのMikuOshikaのレビュー・感想・評価

マッドゴッド(2021年製作の映画)
-
エグい。エゲツない。
フィルティペットがクラウドファンディングで資金を集めに集め
映画愛溢れるファンからの支援を掴み
30年もの時を重ね製作を終えた狂気の一作!!!!
長編上映にあたり
上映中、あまりのグロさに退場する観客もいたという今作、、、わかる。
席を立ちたくなるほどにMAD。
CG時代の裏でこのストップモーションを作り続けた
フィルティペットの渾身の狂いに狂った魂を吹き込まれた人形たち。
ほんまにストップモーションかというほどの極められた滑らかで自然な動きに唖然。
これでもかと言うほど体験させれる地下の異世界。
先日「クリーチャー・デザイナーズ」で
髭を揉みしだきながらCGうんぬんかんぬん語っていたおじちゃんだ!と後から調べて分かった。
フィルティペットがもはや「MADGOD」であるという世界観。
吐き気と頭痛をもよおすほどの狂喜乱舞。
まさに考えるな感じろという展開であり
感じすぎるには生理的精神的にイカれてしまいそうになる。
何度か目を背けるシーンもあり
実写ではない人形、模型を使うことにより
人間の五感を妙にくすぶり
より、不快感と非現実を味わえる。
電気ショックの体液垂れ流しシーン
脳裏に焼き付きすぎて今でも気分が悪い。
まったく説明しようがないけれど
狂気と天才は紙一重だ。
MikuOshika

MikuOshika