MikuOshikaさんの映画レビュー・感想・評価

MikuOshika

MikuOshika

シークレット・ロード(2014年製作の映画)

3.4

ロビンウィリアムズの最期の作品。
こんな感じの作品出てたのか
すごく人間味のある
幼少期のある日から心の奥にしまい込んでいた本当の自分をさらけ
本能のままに欲のままに
彼を助けたいと思う一心で続けた関
>>続きを読む

イビルアイ(2022年製作の映画)

-

アイザックエスバン
個人的に期待大だった監督
今回の作品はなんだかテイストが違う...
そして撮り方作り込みが
なにやら上手くなっている....
前作品に比べて監督の色がまったくない
なんか残念なスト
>>続きを読む

ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.7

自身も長期に渡りネットミームに悩まされていた、そんな我らがニコラスケイジだからこそ演じれた賜物。
序盤、生徒の夢に出続ける姿
吹き出して笑い止まらんかったけど
急加速していくミーム化に
とてつもなく盛
>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

4.0

彼の「正体」とは一体。
冒頭から痛々しい血の量
そして救急車で運ばれる途中に脱走を図る死刑宣告をうけた囚人「鏑木慶一」
わずか18才という若さで
一家殺人したという罪。
信じてくれるものはおらず苦しみ
>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.7

お母さん役は誰がするのよぉ
という小泉今日子のセリフ
的外れなようで
なんかしっくりくる家族という形

リーマンショックという時代が重なった時代の、人がどうしようもなく
ただ同じ日常を送っているはずな
>>続きを読む

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.5

やってくれたなぁリドリースコット。
コロッセオ作っちゃいましたで
こちとら度肝抜かれているのに
もうこれはこれは。
文句のつけようがありません。
あ、サメ闘技場はどうかと思ったけど
やりすぎくらいが丁
>>続きを読む

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.9

そうか、これで最後なんか。
とか思って
ラストのエディと同じく数々のヴェノムとの思い出を振り返ってはホロリ。
メキシコへ逃亡中のなにかしらヨレヨレのエディとウキウキのヴェノム
シリーズ通して仲良しの2
>>続きを読む

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

3.7

二度観たくなる映画。

宇宙移住計画のために
一時旦那さまをお借りします
あ、でも旦那さまとそっくり且つ思い出や感覚など備えてあるAIロボット置いていきますので、、奥様は孤独を味合わずにすみますので。
>>続きを読む

インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

3.7

監督自身の体験を基にしたという映画
インスペクション(検閲)というタイトルが
ずっしりとのしかかる映画。
ゲイである事で母親に捨てられ
16歳でホームレス。
生きるためにはいった海兵隊
閉鎖的な小さな
>>続きを読む

マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

-

マジカルガールに引き続き
この監督の日本愛が過ぎる。
日本食に伊藤潤二、昭和のレトロゲームなどなど。嬉しいね。

とはいえとはいえ
今作の心のタブー、社会のタブーがなかなか重たいのと
タイトル「マンテ
>>続きを読む

エッセンシャル・キリング(2010年製作の映画)

3.5

アメリカ兵に向けてのEssential Killing
なのか
ラストの着地点に対するEssential Killing
なのか

どちらとも捉えれる不思議な作品。

久々に拝めたギャロ様
が、しかし
>>続きを読む

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.6

主演の可愛い子、名前みたことあると思ったら「ゆれる人魚」の子だった。
今作もなかなか
レオンのマチルダと
煙草吸いながら運転してるシーンは
ナイト・オン・ザ・プラネットのウィノナライダーのような可憐さ
>>続きを読む

パラダイス 希望(2012年製作の映画)

3.5

パラダイス3部作その③『希望』

個人的にはこの話が一番好きだった
というかタイトル回収が
きちんと理解できるテイストが良かったのかもしれない。

今作はその①の主人公の娘メイン。

謎のダイエット合
>>続きを読む

パラダイス 神(2012年製作の映画)

-

パラダイス3部作その②『神』
熱心すぎるカトリック信者
その①の主人公の姉がメイン

こちらも皮肉に皮肉を効かせた
なんともダークな作品。
目の前の人間よりも
目に見えない触れない「神(キリスト)」を
>>続きを読む

パラダイス 愛(2012年製作の映画)

-

パラダイス3部作その①『愛』

ヘルパーをしている50代の女性
バカンスの旅inケニア 愛を求めて

皮肉たっぷりの衝撃作
ダークな人種差別的言動もちょいちょいありつつ
そこへ媚びてくる現地の若い男た
>>続きを読む

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.7

なるほど。
グァダニーノ監督の三角関係ドロ沼ストーリーかと思いきや(それもあるけど)
ラスト怒涛の10分
サーブの癖の回収がお見事。
不思議なカメラワークと
テクノミュージック
男心と女心が交差しつつ
>>続きを読む

その夜の侍(2012年製作の映画)

3.6

堺雅人の心の壊れた怪演っぷりがエグい
ホテルでのポテチが開かない件からの
三日月熱唱安藤さくらの横で大号泣しちゃってる姿とか
人って心の奥が壊れちゃうとこなるんだなきっとっていう迫真の狂気。

復讐心
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

-

この作品にはスコアはつけれん。
とてつもなく重い。
人とは、健常者とは、心とは
観ている側にも投げかけられる
道徳心。

2016年に
「津久井やまゆり園(障害者施設)」で発生した事件がモデル。
とゆ
>>続きを読む

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

4.1

白石和彌。
邦画界の監督として
わたしの好きな監督3本の指にはいる
個人的に名監督の新作。
そう、待ちに待った新作。
この監督が阿部サダヲを使うということ
こういう事ですよね。納得。
最後の最後まで卑
>>続きを読む

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.5

言葉にならない
けど
このキャッチコピーのように
“一生心に残る宝物のような102分“

Earth, Wind & Fireの「September」
の聴こえ方がひっくり返る(いい意味で)ストーリー
>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.7

Disney+いったんこれでラスト!

若干18歳でデビューの
ジェイソンシュワルツマンわっかい!
キリっと眉毛で無垢な瞳と
好奇心爆発思春期

勉強以外のことが天才的な才能をもつマックス
部活動は両
>>続きを読む

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.7

ストーリー性はなんだかちんぷんかんぷんで入り込めず....
が、しかしどっぷりとウェスアンダーソン
と、ノア・バームバック炸裂
ウェスアンダーソン特有のチープな生き物
タツノオトシゴしかりジャガーザメ
>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.6

ユダヤ人歴史学者デボラと
ホロコースト否定論者の自称?歴史家アーヴィングの過去にまつわる法廷劇。
そして実話。すごい。

アウシュビッツ基地はあったが
大虐殺は行われていないとか
ヒトラーはこれに関与
>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.7

ビル・マーレイの使い方が雑でウェスアンダーソンらしい。
そしてこの作品がいかにシュールか
ひとめでわかるオープニング。
父の死をきっかけに離れ離れになった兄弟の絆を取り戻そうツアーinインド
ウェスア
>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.8

はじまり0秒で
うわ!もうウェスアンダーソンだ!
とわかる演出と色合い。
0.1秒で笑顔がこぼれるオープニング。
エピローグからの掴みが良い。
何章にもわけて魅せるストーリー展開
キャスト多いけど
>>続きを読む

苦い涙(2022年製作の映画)

3.7

サムスミスの行く末みたいなおじさんが
若い男の子に翻弄され溺れていく姿
母や娘にもめもくれない
あげく話を聞いていた親友にも罵声を浴びせる始末
そんな姿がこの映画の醍醐味とさせる演出がエグい。

もと
>>続きを読む

リトル・ワンダーズ(2023年製作の映画)

3.9

この時代で観るフィルム感が
キッズのかわいさを際立てていて良き
子供ながらの無垢さと好奇心と冒険心が爆発していて
すべてが“可愛い”で済ませれちゃう
なんとも素敵な映画マジック

地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.5

約190センチの
松重豊に追いかけられる恐怖
社内に飾られたゴヤの圧倒的存在感

人が何人も殺されてるというのに
きた警察がたった数人という恐怖

20代の松重豊かっこよすぎ。

元力士にはみえない出
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

アイルランド本土の内戦勃発の時代背景と
退屈な島の退屈な男たち
そう、イニシェリン島にはなにもない
海で囲われた寒々しい山々と
点々とある家(内装オシャレ)そして村人の溢れ出ている悪意。

壮大な山を
>>続きを読む

アルベルトの手紙(2021年製作の映画)

3.7

ショートストーリー
いや、あんだけ泣かされたら観るやろ
本編5分ちょっとなんだけど
マッシモおじさんとアルベルトの良いところが溢れでてて良い!!
かつて姿を消したアルベルトの父を
無意識にマッシモに重
>>続きを読む

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.8

なめてた。
完全になめてた。
さすがのディズニーピクサー作品。
イタリアの港町ポルトロッソのカラっとした晴々した夏の情景といい
海のキラキラ感がすっごい。
海の外に憧れるルカと初めて陸で会った同じくシ
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

ソー:ガンズ&ローゼス

上映順でいくと、
ワカンダより、こちらが先だったので
2時間43分一旦避けれた喜びでやっっっとこさソー鑑賞。

個人的にアベンジャーズの中で最も好きなヒーロー、ソー! 最強す
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

2年越しの鑑賞。
ドラマをやっつけないと
続きが観ていけず、混乱するという実態
これはなんとかして頂きたい。今更やけど。

味方であったワンダを闇落ちさせることによりヴィランへと辺境させたmarvel
>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

実話。
ワイティティ監督
我慢できず序盤から登場の巻。

タイカワイティティらしい
ハートフルで心痺れるドラマ。
もう泣かさなんといてってなるくらいよかった。
米領サモアのチームメイト、島の人の
サモ
>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初見で感じたスコア。
たぶんもっかいか2回は観るかも。

リー(ハーレイ)とジョーカーの
“Folie à deuxフォリ・ア・ドゥ”
だと勝手に思い込んでいた。

これは
ジョーカーとアーサーのFo
>>続きを読む

コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

-

「オオカミの家」でもあった
チリにあったというコロニア・ディグニダ
今作は実際にここで暮らしている少年目線の物語。
外側はやはり、労働、学習きちんと秩序が保たれている施設

なにかがおかしい
司祭の言
>>続きを読む