MikuOshikaさんの映画レビュー・感想・評価

MikuOshika

MikuOshika

最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.7

定期的に染谷くん観たくなるのなんやろ。

忘れられない味で僕らはもう一度、
家族になった。


なかなか親としては
素直に子に打ち明けることができない内容を、こうストレートに打ち込んでくる斬新な展開。
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息子のまなざし(2002年製作の映画)

3.6

職業訓練所で木工クラスを受け持つオリヴィエ。
ある出来事で幼い息子を亡くし
心にポッカリ穴が空いているような
どこかずっと悲しげな表情のオリヴィエ
その木工クラスに新しくやってきた訓練生の少年フランシ
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テープ(2001年製作の映画)

3.5

モーテルの一室。
高校時代の古い友人の帰郷と
元カノを巡る各々の思い出の相互理解不可能な会話劇。

ヴィンセント(イーサンホーク)はオークランドで消防士をする傍らドラッグの密売人
古い友人ジョン(ロハ
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.7

今日も今日とて沖田修一。
そして安心の役所広司さん。

森の木こり岸(役所広司)と
突然村にやってきたゾンビ映画撮影隊。
そしてどこからどうみても頼りのなさそうな男田辺(小栗旬)。
ガミガミ大訛りの役
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.8

もう俺ちゃん史上最高傑作の第四の壁ぶち壊し放題の血飛沫浴びせまくりオンパレード。
豪華俳優陣をあそこまで毒づかせれるのは
我らがヒーロー俺ちゃんだけと再確認。
選曲も最高。アクションも最高。
ストーリ
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.6

南極におじさん8人のあとの
山におばさん7人。

滝を見に行こうツアーに参加した中年女性7人。
そしてまたしてもポンコツキャラで登場の黒田大輔。ありがたや笑

7人それぞれのおばさん
みんな違っていて
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.7

すっかり沖田修一監督にハマってしまった1本。
男8人、それぞれ家族や恋人を日本に残し
研究のため南極観測のためにやってきた昭和基地からうんと離れた「南極ドームふじ基地」での
なんでもない、なんでもあり
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香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

3.7

なぜかどこにも配信されていない作品
久々にTSUTAYAへ足を運ぶ。

とはいえ悪役チームが結構残酷。
警察を誘き出し、ゲーム感覚で殺した警察の数をポイント制にするという
悪質極まりない残忍グループ。
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.6

黒沢清監督、主演キャスト使いこなすのめちゃくちゃ上手い。
セルフリメイクを果たした今作。
日本人にはやっぱこちらのキャスティングと役でちょうど良い気もする(日本のヤクザとか)
8歳というまだまだこれか
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依存魔(2019年製作の映画)

3.5

「ジュリアン」に出てた子が
こんなに大人になって、これなにおませになって!びっくりするよ。
グロリアからなぜか目を離せない
怒ったときは酷い状況になり
突拍子もない行動をするグロリアなのに
恐怖とも呼
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.8

個人的にリュックベッソン当たり作品。
主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
凄まじい怪演。すてき。
「ニトラム」から受け継いできてるほどの心に潜む闇の部分など
彼にぷったりの配役なんじゃないかと思う
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.9

普段映画で泣かないけど
5回泣いて、ラストでは肩を振るわせて涙した。という後輩くんに背中を押され
そそくさと劇場へ。
ハードルをMAXまであげきった私は
いまかいまかとスクリーンの隅々まで気持ちを張り
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.7

男性と女性の価値観の違いを
ここまで気まずく重苦しくできる演出最高すぎた。
同じ人間でも同じ屋根の下で長年くらす夫婦でもやはり他人は他人
何度も何度も第三者を交えて
うちの旦那がさぁ〜と話を切り出す奥
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数分間のエールを(2024年製作の映画)

3.8

ものづくりの本質
誰かを動かすものづくり
誰かを応援できるものづくり
自分が前へ進むためのものづくり
そして努力と過程と挫折と成長
68分という尺のなかに
その“本質”がギュっと詰まった作品
誰かのた
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.7

帰ってきた!イーライ・ロス!
こうでなくっちゃというストーリー展開と
目眩く目まぐるしく、際限なく、繰り返されるスプラッターゴア描写素晴らしい!
これでこそイーライロス。
グラインドハウスでのフェイク
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さよなら、アドルフ(2012年製作の映画)

-

強く生きろ、子供達。

大人に振り回される人生
そんなのはクソ喰らえだ
自分の信念と誇りを抱き忘れるな。

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.7

今更、クレしんがCGかぁーと思って劇場鑑賞は敢えて避けた作品.....
してやられました。
これは劇場でみるべきでした。
いつもの
かすかべぼうえいたいファイヤーや
のはらいっかファイヤーはもちろん
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

-

これはもう完全にコメディーです。
120%の純粋なコメディーです!
きらいじゃないです!
スクリーンで観たらよかったかもと後悔してます!
幽遊白書で牡丹をしていた琴音ちゃん
もっと振り切ってくれたら
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.4

思いの外、良作B級映画。
実話に基づいちゃってるのかー!

ダメ、ゼッタイ!
が分かりやすく演出される中
キャスト陣のキャラも際立ち見せ方がなんか悔しいくらい上手い。
CGクマの凶暴さと
コカインを味
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デアデビル(2003年製作の映画)

3.5

過去に鑑賞したとき
evanescenceのカッコ良さが異常だったという感想しかなかったけど
marvelシリーズの先駆け作品と言ってもいいくらいの正義感。
そして雨のシーンが印象的。
まだクドクドし
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プリンス ビューティフル・ストレンジ(2021年製作の映画)

3.3

観たかったドキュメンタリーとは
大幅にズレた作品だった....
というのも
冒頭で表示される
プリンス財団からの許可がないため楽曲などは使用されてません
的なのが映し出されるんだけど
にしても眠気を誘
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15ミニッツ(2001年製作の映画)

3.6

男気が溢れ愛する者には一途な
そんなロバートデニーロにスコアあげちゃう。
ロバートデニーロを鑑賞するだけの映画と言っても過言ではない。

いや、犯人のイカレ具合もこれでもかと胸糞なので役に見応えがある
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MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.6

なんかキチャならしいガイピアース
アイアンマン3の時のアルドリッチキリアンっぽいお姿。

リーアムニーソンを追いかけはじめて
もうどのくらい経つのやら。
「ブラックライト」からそんなに経ってない気もす
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.5

久々に観たら
わかんないけど、とてつもなく面白かった
当時売れっ子の(今でもやけど)松山ケンイチが一人二役。マッシュヘアーの夢見るシンガー根岸くんとデスメタルバンドのVo.クラウザーII世
この比較が
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波紋(2023年製作の映画)

-

こちらを鑑賞後に
主演の筒井真理子さんと光石研さんのインタビューを鑑賞して
確かに怖さもあるけれど
そこを越えたシュールさでクスっとなるシーンが多かったなぁと。
放射能の怯え逃げてガン告知をされ帰って
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関心領域(2023年製作の映画)

-

観ているこちらまでも「関心領域」とテリトリーへ誘う演出がこわい。
中盤あたりまでは
モクモクと煙突からでる煙や
たくさんの銃声、罵声や悲鳴が絶え間なく聞こえていたものの
終盤になるにつれ
この環境化で
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ブラックライト(2021年製作の映画)

3.5

とても70歳とは思えないほどの
重たい力強いアクション。
まだまだイケるやんリーアムおいたん。
FBI、警察、極秘任務、とかとか
元○○という役どれもハマりすぎやろ。
なんでもいけるやん。
ストーリー
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.7

「ファニーゲーム」の胸糞再来とうたわれている今作。
個人的にはファニーゲームほどではないかもと思っている。
原題がこの物語の主体であり
その最後の最後オチまで
ずーーーーーーーーっと相手夫婦の
なんや
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

-

あの「リング」の脚本、高橋洋。

そらこうなるわなという
自分が嫌いなjapaneseホラー色強めの
ジャンプスケア系ホラーでした。
あぁもう来るな、、くるくる、、、
きっとくるぅ、、です。
その度に
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.3

オリヴィアコールマンとコリンファースだって?!と思い鑑賞。
あれ、なんか思ってたんとちゃう!
けど
衝撃的なラストすぎて唖然。
「帰らない日曜日」か。うまいな。
虚しさ切なさを超えた強さが
彼女を美し
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.7

大変申し訳ないことですが
これを観るまで「鈴木亮平」があまりタイプではなかったです。すみません。

全てのシーンで魅せる演出といい
ひとつひとつの仕草だとか話し方
目に溢れている優しい表情だとか
全て
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(2023年製作の映画)

3.7

誰が観たいのよ西島秀俊さんと遠藤憲一のイチャコラを。

いやぁ、軽くナメてましたが
やはり世界の北野ですね。
キャスティングもエゲツない。
個人的には中村獅童の難波茂助ピカイチやったね。
あの表情とい
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

実は原作コミックのほうは全然ハマらなかった作品。
映像となることにより
これ実写向けやったんかと
エンドロールで納得。
関西弁怪しいとこもあるけど
そこまでコテコテの関西弁じゃないので
スッと入りこめ
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.7

「笑い」の世界さえあれば良い
ハガキ職人のレジェンド。
笑いが自分の盾になり強くし、怪物となる。
ツチヤを救ったオードリー(映画ではベーコンズ)若林の存在たるや。
ツチヤとあえて少し距離をとりつつ
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

-

吐き気がするほどの出来栄え。
下っ端できれもののアイヒマン
金髪の野獣ラインハルト・ハイドリヒ
ドイツの高官15人の
ユダヤ人1100万人全滅作戦
史上最悪の会議の議事録をもとに作られた作品。
淡々と
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