時代の違う三人の女性の、心に抱えたノイズのようなざわめき、それにどっぷりハマって、だからこそ恐くなったりもして…
神様にも見捨てられた気持ちになって
積もりに積もったものがあって
それがいつ、静寂を打ち破ってしまうのかと…
重量オーバーになってしまうのかと…
この曲を弾くには、このピアノでは、鍵盤が足りない・・・
人から愛され
誰かを祝い
外から見れば幸せな生活が
余計に自分を苦しめる・・・
凄く抽象的な映画のような気がするし
説明不足のような気もするし
暗過ぎるような気もするけれど
見終わった後、圧し掛かってくるんですよね
それも、ズッシリってわけではなく
程よいバランスで全身に
特にここでは女性にとっての幸せを、貪欲に模索しているので
心がツー・・・っと痛くなる感覚を何度か覚えました
メリル・ストリープの、指先で演技する仕草が好き
でも、それより以上に
エイズ患者を演じたエド・ハリスが
今まで観たことない存在感でびっくりしました