コブラ

シンシナティ・キッドのコブラのネタバレレビュー・内容・結末

シンシナティ・キッド(1965年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

若気の至りの映像化。
調子づいたイケイケギャンブラーがカードの巨星に挑んで惨敗するまで。

イカサマを受け入れないのも気高いけど見ようによっては青いし、親友シューターへの当て付けにアン=マーグレット演じる悪女メルバとセックスしちゃうのも幼いし、挑むべき対象のザ・マンの老体を気遣ってしまうの甘い。
でもそれが良い。
「やんちゃ」「挑む」ってワードがピタッとハマるマックィーン未熟路線はやっぱり良いんだ。

マチズモの権化みたいなイメージなのに不思議と自身の作品では敗れる、負ける、失敗する事の多い人なんだよな。反体制の常ですが。


自分が死んだら今作のオープニングみたくニューオリンズ方式で陽気に送ってたもれ。
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