Filmarksのオンライン試写会にて。
タイムトラベラー物だけど、主人公が小さい頃の自分と出会って、2人で組織に立ち向かうという展開はあまり見ないので新鮮だった。
たまに出てくるスターウォーズ的なシーンも遊びがあって面白い。
12歳のアダムと大人のアダムのやりとりが何とも軽快で面白かったし、子供のアダムの一言が可愛げがないんだけど、大人の私達が聞いて返せなくなるような的を得た言葉に、妙に納得させられた。
タイムトラベラー物は分かりづらい事も多い中、この作品はすごく分かりやすい。
SF要素よりは、ヒューマンドラマを見ているようだった。親と子。自分と自分。彼女と彼。それぞれの関係をタイムトラベルによって想いを伝えあったり、わだかまりをほどいていったり。
何よりアダムと母親のやりとりは全て泣けてしまった。
映画中の挿入歌やサウンドが軽すぎてあまり自分好みではなかったけれど、内容は特に気負わず最後まで見れたし、感動できる部分もあったので、全体的には楽しく見れた。
