なんとも複雑な形容し難い気持ちになるな。
自分にとってのメリットなんてない。ただ残される家族がその事実を知らずにまたその先を過ごすための選択。
選択肢があるということが残酷だ。
引き継ぎのタイムラグを無くすためにまだ残された時間があるのに最期の時まで自分を生きることができないってなんなんだ。
ケイトがキャメロンにとってそうだったように、次のクライアントの為キャメロンが理解者になるっていうプロセス。事務的な段取りなのかも知れないけど。
生きながら自分をコピーに引き継ぎ、誰でもない生を生きている自分以外の地球上唯一人の理解者。ケイトとキャメロンの触れ合いは超越した物があって感じ入ったな。
テンポがかなりスローで視聴感情に抑揚がつかないこと、状況的に仕方ないけど終始キャメロンが難いキャラクターで感情移入しづらかったのがちとマイナスだった。