鰹よろし

ドント・サレンダー 進撃の要塞の鰹よろしのレビュー・感想・評価

2.2
 世界と金との関係に革命を起こし世界の金融市場の中心的存在となった暗号通貨の取引所インベスピアのCEOポール・マイケルズは、長年疎遠だった医療機器販売の仕事を引退した父が暮らすという、エネルギー渦で希少な鉄鉱石が大量にあって電磁波を妨害し衛星通信が不可能な場所通称天然の死界にある、招待性でエグゼクティブ用の完全な匿名性をウリにしている保養所フォージ・マウンテンへと勝手に借金をさせてまで金の無心に...

 父と息子が感動の再開を果たした直後、施設はナニモノかの襲撃を受け始め、オロオロする息子を余所に父は銃を構え襲撃犯をバッタバッタと撃ち殺していく。何とか要塞フォートレスへと逃れ態勢を整える御一行だったが、襲撃犯の狙いが父のロバートであることが判明。お父さんは凄腕のエージェントだったのだ...

 今回の老人ホーム襲撃事件へと至る経緯が明らかになる中で、暗号通貨暗号資産という見えないナニカによって見出されていく親子の縁や絆という確かな繋がりにはジンと来るし、作為的ではなく偶発的な出会いによって築かれていく未来への希望には胸がウォッカウォカ。アハハ!
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