ユカリーヌ

夕方のおともだちのユカリーヌのレビュー・感想・評価

夕方のおともだち(2022年製作の映画)
3.9
真性のM男で、ハードなプレイを好むヨシダヨシオ。
田舎町に一軒あるSMクラブで、
縛られ、鞭打たれる日々を
村上淳が怪演。

ブリーフのわきからはみ出た
玉袋に五寸釘を打たれるシーンは、玉袋がない私でも、痛っ!てなる。

ミホ女王様はバイトの女王様で、ヨシダとの間に奇妙な関係がなりたっていく。
そして、ヨシダを目覚めさせた
伝説のユキコ女王様との再会。

SMをモチーフにしながらも
愛の形であったり、
性の問題であったりを
割とさわやかに描いている。

ラスト近くのシーンも素敵。

冒頭のナレーション。
“マゾにとって、「お仕置き」が
快楽であるならば、
「お仕置きされない」ということが、最大の「お仕置き」である。
ということはマゾにとっては
「お仕置きされない」ということは最大の快楽、ということになる”。

Mは切ないのよね……。

山本直樹の原作漫画を
読み返す。
原作にかなり忠実。
ユカリーヌ

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