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ONE PIECE FILM REDのshamoのネタバレレビュー・内容・結末

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

◎原作と劇場版の認識調整
私はスリラーバークあたりで原作離脱したけど、一応今回のために軽く予習復習。
色々予習したけど、1番頭に入れといて良かったと思うのは覇気かな。。
知らない状態で見てたら、特にウソップ親子の通じ合いとかめちゃくちゃ困惑してたと思う。笑
知らんキャラが何人かいた(ビッグマム海賊団の人たちとあとロメオ?も知らない。) けど展開に支障はなかった。胸熱度が変わるのかなと思う。ラストのシャンクス、カタクリの共闘とかは熱いんじゃなかろうか。(同行者談)

◎ウタについて
賛否両論あるのは仕方ない。
ただあまり熱を込めずに見た私でも、Adoと名塚さんの声質が違うのはさすがに違和感を抱かざるを得なかった。
歌唱シーンはウタの感情がめちゃくちゃ乗るから、表現力と歌唱力の高いAdoを変えるのは得策じゃない。あの全員を黙らせるような歌唱力はウタそのものだったと思う。
となるとやはり、もう少しAdoに近い声優さんをキャスティングできなかったものか…と思う。(名塚さんが声優として下手なわけではなく、あくまで声質の違い)

◎展開
めちゃくちゃざっくりと
前半・・・Adoのライブ。からの、問題提起。
中盤・・・ウタの過去と能力の開示。
後半・・・主要人物勢揃いでウタを救うため奔走。
という感じ。

前半は歌うだけ歌ったら、ルフィと昔話に花を咲かせつつ、海賊嫌いになったことが明かされる。
ここでウタvsルフィ達の構図の出来上がり。

中盤、シャンクス達の裏切り、ウタの孤独な過去、世界を知ったこと、で海賊へのヘイトが溜まり、「海賊を目指してたウタ」から「海賊を嫌いになったウタ」の変遷。
ここは、鑑賞中は、シャンクスがそんなことするわけねえという気持ちが強くてあまり感情移入できず…。
ただ特典を読んだことで、ウタのピュアさ故の感情だったんだろうなあ、と少しだけどジワジワとウタに寄り添えたかも。

後半、完全に闇落ちのウタ。
まじで登場人物全員が総出でトットムジカの討伐と、ウタの救出に力を注いでて、ちゃんとしたバトルシーンって前半のウタが攻撃してくるところと、ここくらいだったのでは?
本当のラストもラスト、ウタがどうなったか分からず終わる。完全にメリバ。けど私は死亡説の方が有効かなと思う。

あとエンドロールでゼフとカヤに会えたのが嬉しい。びびるほど長くなってしまった〜おしまい
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