このレビューはネタバレを含みます
これはウタが主人公であり、
大海賊時代の功罪を描いた作品だと思う。
ウタというぽっと出の映画だけのキャラを2時間でよく魅力的に描いた
なと思う
海賊よりも一般人に寄り添った感じの話で非常に好感が持てた。
できればワンピ―スの話を分かったうえで見るとより楽しめると思う。
この作品にわかりやすい、明確な悪はいない
登場人物一人一人に見せ場があり、
何の違和感もなしに話が展開されていく。
いろいろと解釈考察は視聴者に任せますみたいな無責任さも感じた。
ラストのシャンクスとルフィがあえて会わないのは
立派な海賊になってから会う約束をしたので
今あっても、約束を破ることになるから
というキャラクターの意志をしっかり守った
制作サイドが作品に対する愛を感じられたし、キャラの心理をしっかり理解している
と思えた。