Yoshitaka

アキラとあきらのYoshitakaのネタバレレビュー・内容・結末

アキラとあきら(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった。シンプルな作品だけど感動した。町工場で育った山崎瑛と海運会社の御曹司として育った階堂彬、銀行同期入社の2人がところどころで交わる。御曹司が町工場で育った瑛に育ちが良いと何度か声をかけるのが逆説的で面白い。広島に飛ばされてもかつて瑛に救われた元工場長から送られてきた感謝の手紙に支えられ自分を貫き通す。やがて再び交わるアキラとあきら。最後のスキーム、瑛がこのために自分は銀行マンになったと訴えるシーン、御曹司の彬の1つにまとめる親族とのやりとり、最後の不動とアキラのシーンは非常に感動する。本気で働くことがどういうことか、改めて勉強させてもらった作品。
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