このレビューはネタバレを含みます
原作の大ファンです。どうしても原作との違いばかり面白がってしまい、映画単体としての評価が難しかったので評価なしで。映画としての改変がダメというわけではもちろんない。
以下雑感。
・うららさん役が芦田愛菜さんは美人過ぎやしないかと思ったいたけど、いやよかった。かなり感情豊かになっておられたけど。
・むしろ市野井さんのほうが原作と印象が違って、かっこいいおばあさんから可愛いおばあちゃんになってた。
・市野井さんの書道については上手にお話に絡めてきたなぁという印象。
・うららさんの服の芋っぽさがとてもよかった。リュックは無印か?
・お母さんの「うららさん」呼び好きなんだけど、無駄に意味深になるから省いたのか。
・教室で英莉ちゃんがBL読むシーンはうららさんとは別の意味でうぐぅ…となったけど、今時の子はいい意味でフラットにとらえてるんだなと。
・「うちの死んだおじいさんと同じタイプ」って台詞は入れてほしかった!サイン会で佑真くんを指定するのってそこもあると思ってるので。
・J庭イベントを省略したことで、急にラスボスのコミケに自分で誘って自分でキャンセルする不思議なうららさんが爆誕していた辺りは若干無理があった気も。
(余談だけど配偶者曰く、2日目はおっさんが少ないのであの画像ほど並ばないから頑張ったら雪さんでも行けたとのこと。それはうららさんも知らないよ)
・一般の人にとって「?」となりそうな同人要素は意図的に変更していたと感じた。J庭のスピンオフ同人誌のくだりとか、製本後の本を会場じゃなく家に届けるとか。
・そのせいで「頒布予定の本を生でリュックに入れて大丈夫か?」と別の心配が発生した。
・自由に本買ったり派手な布持ってくる原作のシーンが好きだったので、映画の市野井さんにもうららさんとの同人イベント楽しんでもらいたかったなー!とは正直思う。
・『遠くから来た人』の絵の再現度高ぇなと思っていたら、エンドロールで原作者様が描いていたと分かり大納得。
・予備知識なしに観ていたらきっともっと好きだったと思う。
・コロッケパン美味しそうだったな。