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メタモルフォーゼの縁側のkojikojiのレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.8
2022年作

人は年をとるにつれて出会いの数より別れの数が多くなる。この歳になると、もうほとんど出会いはない。ただ別れだけが訪れる。
「そんなことはないよ」と、このドラマは言っている。どこにでも出会いはころがっている。それは本人の心がけしだい、もっと大きく目を開いてご覧と。

ものすごーく気持ちが良くなる爽やかなドラマだ。嫌なところが全くない。嫌な人も出て来ない。
なんだか嬉しくなるドラマだ。

芦田愛菜演じる17歳の女子高生と宮本信子演じる75歳の書道の先生がBLの漫画で知り合う。
二人はこの漫画を通して全く違った人生に出会う。

そんなふたりの暖かい交流は、理想的で住みたくなるような老婦人の日本家屋。そこにはかつて老夫婦がきっと大事に育て上げたであろう素晴らしい庭が広がる。その庭を望みながら日差しが暖かな縁側で二人の楽しい会話が続く。

ゆきさんは引っ越したけど、これからもこの人達、きっといい関係を続けるだろう。

芦田愛菜ちゃん、大学に行って忙しくなっても女優続けて欲しいなぁー。きっといい女優さんになると思う。

2023.04.09視聴156
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