ネトフリオリジナルかと思ったら違うのね。かなり平均スコア高い。
うーん…女っ気ないから絵面がつまんない笑 ってのは冗談として笑、やたら難解なストーリーでちょっとついて行くのに疲れた。しかもやたら渋いし。
かなり似てると思ったのはあの伝説の論理的難解映画の「裏切りのサーカス」あれにめっちゃ似てる。
この映画はワンシチュエーションどんでん返し映画ということで、そういうのに目がない方は必見ですな。
でも個人的には作り手側のドヤすごい映画やろこれって感じが嫌でした笑
スーツ扱う小ぢんまりとした裁断屋のおじさんが主人公。受付に若い女性。信頼関係のある二人。
奥の作業部屋に謎のポストがあってそこに次々にマフィアが秘密の手紙を入れて行く。何なんこの仕組み笑と思ってたら昔からマフィアのボスから贔屓にされていたのね。
そしたらある夜二人のマフィア、片方は腹に銃弾食らってる状態で店に入って来る。ここからワンシチュエーション。
なんかレザボア・ドッグスっぽいよね。
そこである事件が起きて、ボスに嘘を吐き続けなきゃいけない状況になる。
やっちまったマフィアが小賢しくてムカつくと思うと同時に感心した。そしてそれに合わせて変幻自在に対応するおじさんがよりすごい。
でも詰んでる状況に変わりはなく、これは何のつもりの時間稼ぎなんだ…? と全然わからない。
あーそういうことか!とはなるけど、初めから全てわかってたんだぜドヤって言われても結構即興の対応もあるし、んなこと言われてもなあとしか思えなかった。
まあ、このおじさんが只者じゃないから何でもできるんだーって言いたいなら何も反論するところはない。
とても面白い、けど何の味わいも、感動もない娯楽作でした。