ついに見ました。何度も見よう見ようと思いつつ、キツい話で尚且つ2時間半なのでずっと足踏みしてました。でもほんとに見て良かったです。これは忘れない物語。ずっと先延ばしてた分より感動が深まったっていうのもあるかも。
ストーリー自体は恐ろしいこと、辛いことを言いまくってるんだけど直接的な描写がマジで一切ないので結論としては美しい映画だったという感想になってしまった。むしろ感動さえした。
見る前に何個か見たレビューだと、衝撃の展開!みたいなことしか書いてなくて、舞台設定は何なのか、基本的なストーリーは何なのか、みたいなことが一切書かれていなかったのでそこが主に気になってました。
ストーリーだけに注目して見ると結構独創的というか、衝撃の話とは別にかなり楽しめました。
民宿みたいな所に引っ越してきた小説家志望の青年。
上階にはカップル。
3人は徐々に仲良くなり、お互いを親友と呼び合うように。だがヒロインは若かりし頃のメリル・ストリープ。青年も結局のところ惚れるよね。結局三角関係ですよ。
でも、自分は主だったストーリーを書こう、と思ってたんですが、これが何とも説明が難しいんですよね。他の人が何も書かなかったのもわかる。
とりあえず大半は3人のイチャつきだけだし、肝心なところは全部伏せなきゃいけないし。
でも割と序盤からアウシュビッツのこととかの話は出るし、本当に徐々に徐々にわかることが増える感じ。
最後に聞く話は本当に惨い話ですね。この世にこんな非道なことがあるのか。始めはこれはキツいなぐらいのテンションで見てましたが、見終わってから徐々に本当に恐ろしくなってきた。
でも流れからして映像が出るだいぶ前にたぶんこういうことなんだろうな…と察しはします。なので衝撃のラスト!とかではないです。
本当に哀しくも切ない物語でした。
名作と言われているのもすごくわかります。