「コーダ あいのうた」放送特集の中の一作
ろう者の親を持つ聴者の子供=コーダ。
ナイラを初めとしたティーンエージャーたちを追ったドキュメンタリー映画。
おつむの弱い人に育てられていると思われていると吐露すること姿に胸が痛くなる。
3.11の時のろう者の状況を日本人コーダの稲辺克普のパフォーマンスで知った手話通訳者アシュリーもコーダ。
ろう者でも聴者でもない、コーダという種族だと語る。
全米のティーンエージャーのコーダたちが集まる“コーダキャンプ”で、2週間互いの立場や状況を話し理解し合い親睦を深める。彼ら彼女らはキャンプでは安心出来るという。コーダとしての悩みだけで無く、一ティーンエージャーとしての悩みも聞かれ少し安心した。
ろう者は赤ちゃんが産まれ聴者だと聞くと残念がると、ここでも知った。それがコーダとしての苦悩を思ってのことなのか、育て方が分からないからなのか考えさせられた。
ドキュメンタリー映画としては弱いかな。