一切手を抜いている箇所が無くて始まりから終わりまでずっと全力。分かってはいたけど最高でした！
twitterなんかではバズリ構文みたいなレビューを散見しますが、アホアホ映画でもおふざけ映画でもなく、大真面目な映画でした。
笑っちゃうくらいのド派手アクションを誰も妥協せず大真面目にやっているのが心に響きます。
バーフバリでもそうでしたが、ラージャマウリ監督はとにかく魅せ方の匠！
劇中のどのシーンを切り取っても全てが絵画のようでとにかく画が美しい。
特に映画のジャケットになっているカットやアクションシーンなどは、スローモーションで見せてくれるなどサービス精神も旺盛です。
ラーマが弓を構えるシーン、めっちゃ『マガディーラ』！！と思ったら同じ俳優さんなんですね！？！？
アーリアーバットも出演してるの知らなかった！やっぱりかわい〜〜〜！！
最近インドの役者さん分かるようになってきて楽しいです。
全編通して最高なのですが、特にナートゥのダンスシーンはあまりにも良すぎて冗談抜きで泣きました。
（こんなにも良質なインド映画が映画館で観れて、しかも結構人も入っていて嬉しすぎるし楽しすぎる……と泣くオタク）
主演二人だけでなく、英国人に迫害されていた使用人たちも団結してダンスが始まるのも良すぎるし、それまで静観していた英国人たちもその踊りに圧倒されてどんどん輪に加わっていくのが最高。
踊りは国境を超えるし、世界平和もこうあるべきなんだろうなと思ってまた泣けるのよね……
映画見終わった後にこのシーンの撮影は2021年のキーウで行われたらしいと知り、胸が苦しくなります……
もちろんダンスもそうですが、今作は歌が重要な役割を担っています。
魂のこもったものは人々の心を動かし団結させる力があるとラージャマウリ監督は強く信じているんだろうな、と感じます。
そして間違いなくこの映画は人々の心を動かしたことでしょう！！！！
(自動翻訳みたいな日本語になっちゃった)
