EDDIE

RRRのEDDIEのレビュー・感想・評価

RRR(2022年製作の映画)
4.7
これは凄い!
ラージャマウリ監督の演出力に脱帽。
彼の頭の中を覗いてみたい。
どんな景色が見えてるんだろう。
3時間の上映時間が常にエンタメ。
楽しい・悲しい・辛い・痛いなどあらゆる感情を掻き立てる最高の映画体験。
2人の主人公の友情と対立の行方を観よ!

〈感想〉
ラーメン二郎もびっくりアクションてんこ盛りな映画。
何よりもW主人公2人の友情がたまんないんです。
ただアクションとかに興奮したってよりも2人の友情に対する葛藤に“泣いた”って感情の方が評価に直結してます。
途中からめっちゃ泣いてました。

インターミッションの表示から間髪入れずに後編に突入する容赦ないところもあるんですが、エンタメとしては満点。年ベス級。
気になる部分も帳消しにするぐらいの加点評価になります、この映画。
それぐらい映画鑑賞でワクワク興奮するって感情を久し振りに思い出させてくれる映画でもありました。

3時間はマジで長いんですよ。
ずっとテンションクライマックスみたいな豪快なアクションてんこ盛りなので、そろそろ終わりかな?って思わせといて次の展開突入みたいな。

でも、やはりビームとラーマが初めて出会う列車のシーンが好きすぎます。
言葉を交わすことなく、それでも通じ合っている2人の雰囲気、そしてその後の奇想天外なアクションで一気に心を鷲掴みにされます。

実際にこのビームとラーマにあたる人物は実在したらしく、とはいえ2人は出会ってもないし、本作のストーリーは完全にフィクションであるってところ。
なので、実在の人物をモデルにしつつ、とんでもなく強かったとされる2人がもしも出会っていたならという“もしも”を実現させた夢のようなファンタジー映画と言えるでしょう。

179分もの映画なので書けることは多分にあるんですけど、みなさんもそれだけでお腹いっぱいになってもらうのもあれなので、観に行ってない方で気になってる人はまず観に行った方がよいとオススメします!

あとダブルヒロイン可愛すぎました。

〈キャスト〉
ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr.)
ラーマ(ラーム・チャラン)
ヴェカンタ(アジャイ・デーブガン)
シータ(アーリアー・バット)
サロジニ(シュリアー・サラン)
ヴェンカテスワルル(サムドラカニ)
スコット(レイ・スティーブンソン)
キャサリン(アリソン・ドゥーディ)
ジェニー(オリヴィア・モリス)

※2022年新作映画140本目
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