るか

RRRのるかのレビュー・感想・評価

RRR(2022年製作の映画)
4.8
初インド映画。
音楽は開始1秒から大音量で鳴り止まないし3時間ずっとクライマックス。かなり体力が必要なこってり大スペクタクル。でも、すっごい楽しかった。ある意味ここまでの何かをもらった映画は久しぶりだったかも。普通の作品ならこっちから「読み取って」はじめて作品の良さ、特徴を知れるが、この作品はそれを押し付け気味に配っている。音楽!ダンス!髭!筋肉!アクション!アクション!アクション!どうですか?!?!って感じ笑

・インド映画だから全てOK
全く脈絡なく連れ去られる少女。ラノベの主人公補正が可愛く見えるほど無敵な主人公たち。人の紹介は「とんでもなく足の速い男」。何故か初対面で伝わるハンドサイン。そこら辺に生えてる最強の薬草たち。普通に置いてある最強の弓矢。バイクはグレネード。
あげていけばキリがないほどなんでもありな世界観。独特でとっても楽しかった。

・全て期待通り
「これ、前から来るんだろーなー」と思ってると来るし「恋人いるんだろーなー」って思ってるといる。全部いい方に進むから気持ちいい。

・VFX手掛かりすぎ
正直舐めてた。動物の毛並み綺麗。特に虎と戦うシーンは細部まで見せて結構ビビった。そして主人公たちが対峙する場面のバックの花火と噴水、まじかっこいい。要所要所にあるキメ顔の画角もいい。

・多用されまくるスロー
正直1番ツボだったのが、互いの正体がわかった時とかに急にドゥーーーーーン(スロー)でいきなりシリアス顔になるシーケンス。これがくどい位に何回もあるから本当に面白い。

・満を持して出る歌と踊り
最初から歌ってはいたけど言わいるなミュージカル的なシーン無いなと思って見てると、勇ましいドラムと共にダンスバトルスタート。「きたあああ」って内心めっちゃ喜んでた。エンディングも大団円感満載MVで綺麗に終わった。

国単位で決めつけるのは良くないが、インドの方々の共通する勤勉さだったり陽気な感じっていうのはこーいう文化から来てるのかなとか勝手に思いました。楽しかったです。
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