このレビューはネタバレを含みます
きた!きたきた!間違いなく今年いちの映画でした!いや、もしかしたらここ数年で一番かも!
まだ見ていないという方はぜひ劇場でご覧くださいね!
先ほどシネマシティで極音で観させていただきましたよぉぉ!
なにやら凄く評判いいな😮よし!今日はひまだし!観ちゃいましょうね!という事で下調べせず3時間拘束。
コーヒーを頼んだことを後悔。
もう最初から不穏なスタートで、あれ、私なかなか辛い映画選んでしまったかしらという面持ちでした。
殴られたお母さんが最後生きていて安心いたしました。いきなりネタバレですが。
インド映画といえば情熱的なダンスと歌が定番で、こちらもやはりそれらは見所のひとつでした。
しかし今まで見てきたインド映画の中でも一番ストーリーに生かされていたと感じました。
急に歌うよ!みたいな映画、けっこう多いですよね。
でもそうではなくて、然るべきタイミングで素晴らしい歌とキレッキレのかっこいいダンスが挟み込んであって、圧巻でございました。
圧巻といえば、ビームとラーマの戦う様は手にあせ握る痛快爽快兄弟アクションで、予想の行動の遥か先を行き、笑ってしまうほど大胆で華麗でございました。
主役二人のアクションもさることながら、兵士役の人々や、攻撃され倒れていく人、怒りで暴動を起こす人々など、皆さん本当に熱演で3時間はずっと引き込まれておりました。
そしてインドの役者さんて、本当に美男美女が多いですよね、見ていてため息が出てしまう程です。
そしてそして制作費はなんと97億円!
あれだけド派手で凝った作りですから、当然かもしれませんね。
ところで主人公の二人の役、どちらも実在したインドの独立運動の英雄がモデルなのだそうです。けれども実際には2人は出会うことはなかったそうです。2人がもし出会ったら…という発想から誕生した物語なんだとか!
役者さん二人はお友達というところが配役の決め手だったそう。
そこまでする!?というやりすぎアクションが最高な映画ではありましたが、その影に、イギリスに支配されていたインドほ悲しい歴史の一部を知りました。
それについてはまた改めて勉強しなくてはなりません。
願わくばこれからずっと先も全ての子供たちが銃など持つことなく、飢えに苦しまず、笑っていて欲しいと思うばかりでございます。
大変素敵な物語をありがとうございました!