アリス

RRRのアリスのネタバレレビュー・内容・結末

RRR(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで4回目視聴。
通常上映で2回、別の映画館のIMAXで1回見たが、グランドシネマサンシャインのIMAXは空間が大きく迫力が違う。
RRRは音楽も大好きなのでIMAXの音響だとさらにテンションが上がる。

元々S.S.ラージャマウリ監督作品のファンだが、RRRはロゴが見えた時点での音楽が良すぎて、これは最高の作品だろうなと思って観たらもれなく最高だった。
日本人が想像するいわゆる『インド映画』と違い、ラージャマウリ監督の映画は踊りにも歌にもそれをするための必然性や理由づけがある。突然歌い出したよ、と我に返る瞬間がない。気づいたら3時間経っている。

毎度泣いてしまうポイントは、
ビームの処刑シーンの歌の最後に蜂起する民衆のところと、シータに出会い全てを理解したビームがラーマ奪還を誓うところ。
ビームはあんなに強くて大きいのにすぐ目が潤んでかわいい。あの感情表現の素直さと豊かさが感情移入のしやすさにつながっているのだと思う。あと、そこらへんの草ですぐ薬を作れるところがいい。森の民って感じ。
そんなビーム対比するように感情を押し殺して動くラーマ兄貴は厳しく強くかっこいい。
ラッチュを拷問するときとかは怖ってなるのにナートゥやエンドクレジットのところの笑顔が最高でいい。

二人の魅力が爆発しているRRR、また映画館に足を運んでしまう日も近そうだ。
アリス

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