このレビューはネタバレを含みます
あまりに話題&軒並み絶賛だったので、「ハマった場合、映画館で観てないと後悔するかも！」と思い、駆け込み鑑賞。結果、面白くはあった、アツいシーンもあった。だけど世間の熱狂ぶりには首を捻る結果になった。以下、誰も知らんがなってなるけど、自分の後学のために要因を残す。
---------以下、何の参考にもならないので読まない方がいいです---------
要因①観に行ったタイミングが悪い。
同じく3時間の長尺映画「バビロン」に5.0点をつけた余韻が抜けきっていない2日後に観る映画では絶対なかった。3時間という時間をかける理由、納得感について高評価を下していたので、「RRR」の3時間には冗長さを感じてしまった。もちろんまっっっったくベクトルが違う映画なので（そもそもボリウッドとハリウッド）、並列で語る映画ではないことは百も千も承知。とにかく私のコンディションが「RRR」を観るには一番最悪の状態だった。
要因②そもそもインド映画との相性が悪い。
常日頃から低評価（3.4以下）をつける時は「意味のないメタ演出」「（主観で）監督を始め製作者達のドヤ顔が透けて見える」「主人公格以外の人物描写が雑」「冗長」という4点に対して残念だと思うことが多い。そしてこれ、悲しいくらいにインド映画に当てはまることが多い。2つ目に関しては主観なので、①と同じく私のコンディションに寄るものとはいえ、「インド映画ってそもそもこうだから」という理屈だけでは無視できない拘りがある。
私の2023年の映画を観るときのマナーというか課題としては、「インド映画に対して肩の力を抜いて観る」と「アンカリングに気をつける」だと思う。
