このレビューはネタバレを含みます
初インド映画でした。ハマりました。三徹明けで観たけど、一度も眠くならない。目ギンギンでした。3時間あっという間。こんなに退屈せずに、ずっとどきどきわくわくして、泣けて笑える映画初めてです。カタルシス、すごい。元気になれます。
すばらしいお金の使い方されている。アクションが最高にいい。子供を2人で助けるシーン、激アツでしたね。そんな助け方あったかって感じで。2人が喧嘩している時のアクションシーンも迫力満点なんですけど、2人で協力しているアクションが最高にアツいです。イギリス人のお城に攻め込む時、ビームが獰猛な動物たちと共に檻から飛び出すシーンがお気に入りです。
音楽もすごくいい。中毒性がすごい。特にナートゥのシーンは本当に愉快でした。大好き。終始にこにこで楽しかったです。
アクション、音楽だけじゃなくて、ストーリーもすごく面白い。植民地時代のインド人の虐げられる悔しさ、苦しさ、そこから生まれる憎しみ、信念がしっかりと描かれていて、感動した。ビームが意地でも膝をつかないシーンは胸が熱くなりました。ラーマの過去のシーンも感動しました。妻と幼い息子が打たれてなお、「ロード」と呼びかけるラーマの父に心を揺さぶられました。幼いラーマが悲しみを堪えて、銃を握る姿も印象的でした。
面白い、楽しいだけでなく、しっかりとした重みがあり、学びがある作品でした。熱いインド魂を感じた。
