冷静になったときに我に返る…。
気がつくのに時間がかかる？
その幻想が長く続くのが名作なのかな…
ＣＧでコントロールできるアクションに凄みを感じられない私にとって、「おお～、スゲー!」とはならない、苦しい時代。
２０００年代以降の身体性を失ったＣＧアクション映画に見るべきところはない。
古いと言われればその通り、私は古い。
ブルース・リーやジャッキー・チェン、チャック・ノリスw、スタローンやシュワルツェネッガーで育った私にとって、ＣＧ全開の映画に魅力を感じない…。
スタントマンの受け身をコマ送りで見ていたような私にとってＣＧから感じるエネルギーは皆無。
庵野監督がネジを巻き戻そうと、俳優の身体性やミニチュアセットを再構築してくれているが、その意図が一般的に伝わっているようには感じられない。
トム・クルーズやノーランが最後の砦か…
とはいえ、頭を真っ白にして見れば、楽しい作品なんだと思います。明らかに９０分で充分な内容ですが、ラージャマウリ監督ですから仕方がない。
ただ、ターゲット外の私には合わなかったということなんだと思います。
