ネクラ

RRRのネクラのネタバレレビュー・内容・結末

RRR(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

(鑑賞2回目)

RRRとは!!!(蜂起と咆哮と反乱と)
stoRy
the fiRe
the wote R

劇場で字幕で見て感動したが、吹き替えで見るとまた印象が違って良い🙆

ビーム/アクタル (cv杉田智和)
ラーマ(cv日野聡)
シータ(cv久保ユリカ)
ジェニー(cv内田真礼)


・序盤の暴動の原因であるラーラーラージパトライとは誰だろう?

・ラッチュを従えて、奴らのアジトに向かう潜入捜査官のラーマに対してしっかり敬礼しちゃう警官の「やっちゃった😫」顔がかわいい

・手の前で十字切ると全部ワカンダフォーエバーに見える。この時のビーム、ジョジョ3部の花京院のダイイングメッセージ読みとるジョセフくらい冴えてる!ビームとラーマの以心伝心すごいよ

・ジェニーとビームの中を取り持とうとするラーマが釘巻いたり嘘ついたりかなり強引でいい兄貴してくれる。行儀が悪いけど左手で食べるアクタルを見て、村で死んでいった弟が左手で食べていたことを思い出してつい過去を振り返ってしまうラーマが悲しい。

・ジェニーとビーム、言葉が通じない中でもコミュニケーションを取ろうとする2人が可愛い。
「うちの屋敷に小さな女の子がいるの、マッリ」
「マッリ!?!?」
急に音楽がサスペンスに変わる!

・動物たちの大乱闘とビーマvs炎の馬車に乗るラーマ
→本当の話を聞いたはずなのに、戦いながらも最後に降伏を進めるまでビーマと呼ばずにアクタルと呼び続けたラーマに苦悩を感じる。血の涙を流すのには理由がありすぎる。

〜inte RRRval〜

・「銃弾の真価を示せ」
「約束だラーマ。村人全員に武器を行き渡らせると約束しろ」
「シータ。君の勇気が俺に勝利を与える」
「ラーマ。目の前にどれほどの火の粉が上がろうとも、目的のために突き進め。何があろうとも決して目的を見失うな」


・ピタゴラスイッチにも程がある。
ラーマが罠を起動
→木が倒れて憎きインド総督ごと車が飛ぶ
→飛んだ拍子に総督の手に銃が!
→総督撃つ!
→ラーマの車がマッリと一緒に吹き飛ぶ🚗
→車から飛ばされた勢いで良い(良くない)ところに尖った枝があり、ラーマの背中を貫く🩸


・『ラーマーヤナ』のシーター姫は王子を探さない。ラーマ王子が姫を探しに来る。俺が必ず、王子を連れてくる。 とビームが言うセリフは、これまでの2人の偽りの関係から、2人それぞれがお互いの過去を知って真の同胞となることを感じさせる。かっこいい。

・ラーマはラグ王家の末裔!
 ビームは強靭な戦士!

・ラーマが放った矢によって高速無人爆弾と化したビームのバイクがちょうど火薬庫に直撃!!!大ダメージ!


『インド神話物語ラーマーヤナ(上・下)』
より引用↓

ラグ王家の評判を守るために、ラーマとシータ、ラーマの弟ラクシュマナは3人で14年間、森で隠者、修行者として過ごす。

王国に戻った後シータは無罪にも関わらず、森の中でラーヴァナに誘拐された際の不貞を疑われ、王国の評判を守るために追放される。森に行ったシーターはシングルマザーとしてラーマの2人の息子を育てる。終盤、ラーマとシータは2人の息子を介して再会するが、シータはラーマから貞操を証明しろと言われる。大地の女神から子供のいない王に贈られたといわれる、畝から拾われた子供であったシータは母なる大地を選び1人で大地の中に入っていく。

それを止めようとして手を伸ばすがとめられず、彼女を失ったラーマは意気消沈し、シーターの名を唱えながら川に身を沈めた。2人の双子の息子は王座を共有した。ラーマを飲み込んだ水はシーターを飲み込んだ大地に染み込み、種に芽を出させた。芽が出て花が咲き、実った果実は2人の息子、ラヴァとクシャを癒した。〜end〜

ラーマーヤナではラーマとシータは王家の評判と規則のために2人で一緒にいられる時間が少なかったし最後は離れてしまったけれど、 RRRでは最後2人で村に帰っている描写があってこの世界のラーマとシータは末長く幸せになれそうだ!と救われた気持ちになった。


→ラーマーヤナで言うと誘拐されて助け出されるシーター姫の役割が映画におけるマッリなのか?
ネクラ

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