リアリティーのカケラもないぶっ飛んだストーリー。(ん?カケラくらいはあるか・・・)
さすがコナン。エンターテイメントの正に王道。2時間弱、いやな現実(コロナとか、ウクライナとか、阪神連敗とか・・・)を忘れさせてくれる。
#以下、少々ネタバレ。
あの液体爆弾だけど、アイデアはそれほど荒唐無稽ではない。ロケット燃料の中には、2種類の液体を接触させるだけで爆発的に反応するものがある。この液体爆弾もそれを元に発想したものでしょう。
問題は、この液体爆弾をどうやって日本に持ち込めたのか?だ。特にクライマックスで使う液体爆弾の量は半端ない。たぶん10トン以上。
ところが、犯人は孤高の単独犯の設定。
そんなのありえないでしょ! 液体爆弾を製造する工場の運営、液体爆弾を日本に持ち込むルートの確保、そして渋谷に秘密裡に設置。バックアップ要員が100人以上は必要。
一人では、逆立ちしたって無理。
たぶん、ストーリー設定がムチャクチャなのは、作り手は百も承知。コナンファンは、そこにクレームを入れるなんて野暮なことは言わないと確信しているのでしょう。
で、それは恐らく正しい・・・