良くも悪くも春の風物詩的な、よくあるコナン映画
作品単体としては、多くのキャラに見せ場を作り、映画ならではのスケールで無難に面白いです。
シリーズとしては、悪くないけどそろそろこの規模の事件がお腹いっぱいかな…
とはいえ、人気キャラがこれだけいる作品でそれぞれに見せ場があるのはさすがで、爆破やいっけぇぇぇ！もあるのでコナン映画の満足感もばっちり。いささか強引で、これギャグなの？という場面や、逆に笑わせに来てるのに全然笑えないんだけど…という場面もあったりしましたけど概ね満足です。
犯人探し＝謎解きについては、とてもストレートでもう少し捻りが欲しいんですが、人気キャラへの焦点が最近のテーマのようなのでまぁこんなもんかなと納得してます。
零の同僚四人については、あまり説明もないのでピンとこない人は四人の関係性と高木・佐藤刑事との関係など予習しておくとより良いかなと。前口上で説明あるかと思ってましたがなかったので、知ってる前提な作りで少し意外でした。（まぁ零に4人の亡くなった同僚がいる、くらいでも観れるんですけどね
