五条司

名探偵コナン ハロウィンの花嫁の五条司のレビュー・感想・評価

5.0
今回は文句なしのフルマークです!監督は「名探偵コナン から紅の恋歌」「名探偵コナン 紺青の拳」でも脚本を書かれた大倉崇裕氏。今までの作品から考えると大倉氏はミステリー要素のあるストーリーよりも人情ものの方が得意なのかしら?と思っていましたが今回はコナンの中でもミステリー並びに推理要素満載の非常にボリューミーな作品に仕上がっていました。次々に起こる不可解な事件、警察学校組の過去の回想、ロシア人による謎の民間組織などさながら24並みの緊迫感とスピード感でした。アクションシーンは控えめでしたが、事件性に重きが置かれていて推理小説のような見応えでしたのでこれはこれでよかったです。安室さんのカーアクションやコナン君のスケボアクションがもっと見たかった!という方には物足りないかもしれません。それにしても渋谷という町を徹底的に取材したからこそ練り上げられた事件とトリックだと感じたので、取材やロケに相当お金をかけたんだなと思いました。
五条司

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