まー

ダイ・ハードのまーのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
5.0
クリスマス映画といえば…
皆さん色々あると思いますが、私はこれ以上のクリスマス映画はないと思ってます。
ということで、Disney +にオススメされたので久々に鑑賞。

そのツッコミどころ含め完璧。ジャンル映画のお手本です。

敵の亡骸にサンタの格好をさせるジョン・マクレーンの煽りスキルは映画史上最高。
さらにその兄に「テメェの弟は悲鳴をあげてたぜ!」とか無駄に煽り続ける姿勢も堪りません。
(ノーバディもすごいと思ったけどやはりジョンには勝てん)

この映画のすごいところはキャラクターと"煽り"。ジャンル映画の肝でもあるわけで、ストーリーなんてあってないようなものじゃないですか。以降の作品に影響を与えた、というか、テンプレを作りましたよね。

とにかくジョンの煽り、それ釣られまくるテロリストグループと、そのテロリストに翻弄され続けるNY市警&FBIという構図が面白すぎる。テロリストのリーダーを演じるアラン・リックマンの大物なんだか小物なんだかわからん感じも好き。ラスボスが野次馬に「あー、誰か落ちてきたなー…」なんて言われながら死ぬことあります?

ドーナツ警官ことパウエルとリムジン運転手も良き。一見頼りなさそうだけど土壇場で超絶スキルを発揮する脇役もその後の作品に影響を与えた要素。

何度観ても最高です。
不運…というか半分はお前が悪いぞ、ジョン。

「敵をあれだけ怒らせられるのはジョンだけよ…」という奥さんのセリフが全て。
まー

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