このレビューはネタバレを含みます
スコアはあくまで好みの問題ですが、個人的にどうしても好きになれなかった。
親である前に1人の人間である、というメッセージはかなり共感するが、どのストーリーも中途半端で感情移入ができず。
一つの事象を多面的な目線(複数の登場人物の目線)で見た作品と捉えるにしても、なんだかぼんやりだったな〜
救いのない、心がぎゅっとなる作品もわりと観る方なのだが、この作品に関してはかなり長めの震災のシーンや、繰り返されるネグレクトシーンに、ただ心がすり減るだけだったように思う。あまり意味の深くない、ただ辛いシーンが多かったな。
原作の、世間の見方がかっこつけててちょっとだめなのかも。