マリン

百花のマリンのレビュー・感想・評価

百花(2022年製作の映画)
2.0
母親は少しづつ過去の記憶の迷路に迷い込む。愛する男を追いかけて、たった一人の息子を誰もいない家に置き去りにした過去。消えていく記憶の中で何度も同じシーンを行きつ戻りつ繰り返す。
認知症の母親の面倒見る立場になった息子は、今でも過去の仕打ちを許せない気持ちに苦しんでいる。
TVの宣伝につられて映画館まで足を運びましたが…ストーリー運びも映像もキレが悪くスッキリしない。
愛や憎しみを超えて次第に許し理解する親子というような、あるあるなストーリー展開を想像してましたが、何だかモヤモヤと分かりにくい展開。よく言えばフランス映画のような感じとも言えるけど。
何が言いたいのかワザとぼかしてるような気さえしてきました。
人気俳優さんのキャスティングが生かされてないのが残念です。
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