マリンさんの映画レビュー・感想・評価

マリン

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陰陽師0(2024年製作の映画)

2.8

夢枕獏の陰陽師シリーズハマってかなり読みました。安倍晴明も色々な方がやりましたね。今回の映画は若き日の晴明という事なので、どんなふうに出来上がったのか興味があり観てきました。
このシリーズの1番の魅力
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ティ・マイ 〜希望のベトナム〜(2017年製作の映画)

3.8

少し前に観た映画「100メートル」に出演していたダニ・ロビラさんが偶然出てました。この映画では明るい役。
主役はスペインに住むカルメン。
亡くなった娘が受け入れる予定だった養子縁組の子供をベトナムまで
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100メートル(2016年製作の映画)

3.8

スペイン語を勉強中なのでスペインの映画を探してて出会った映画です。
主人公は身体の自由がきがなってくる難病に立ち向かうためにトレーニングを始める。その初めの目標が100メートル。
苦痛や困難に立ち向か
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春画先生(2023年製作の映画)

1.8

ラストは春画のことなんか関係ないじゃん。春画はどこいったー!
何がしたかったのか全くわからん。

ロスト・イン・ザ・スターズ/妻消えて(2022年製作の映画)

3.9

「星あかりを見上げれば」のチュー・イーロンさんの演技にキュンキュンしまして、その流れでこちらの映画を鑑賞。
全く別の顔を見せてくれました!
お話は結婚1周年の旅先で忽然と姿を消した妻を探す夫の物語。
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星明かりを見上げれば(2022年製作の映画)

4.5

エネルギッシュで人間の生活の息吹きが聞こえる作品。
子役の力強さがとてもいい。
葬儀屋を営む前科者のサンメンは、家業を引き継ぐかどうかで父親と揉めている。
そんな中に舞い込んできた葬儀の仕事。
亡くな
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

父が亡くなった後、実家の銭湯を夫と引き継いでやっていたかなえ。夫婦仲もよく平凡な日常を送っていたつもりだったが、夫の悟が突然失踪します。
失踪をした夫を探しながらその理由を考え続けるかなえ。
そして人
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少年の君(2019年製作の映画)

4.5

香港電影金像奨で8冠を獲得とありましたが、久しぶりに心に残るアジア映画でした。中国社会の受験戦争やいじめ貧富の差など、沢山の問題提起を盛り込んだ映画です。でも何と言っても素晴らしいのは主演の2人の瑞々>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

モロッコ映画。
以前「モロッコ、彼女たちの朝」というモロッコの映画を観ましたが、同じ監督さんの様です。カフタンを作る職人さんのお話という点に注目していて、もっと職人技の素晴らしさを観れるのかと期待して
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

2.8

ポアロさんシリーズ、昔のものは情緒たっぷりでしたが…
せっかくベネチアに行ったのに美しい景色は冒頭の数分だけ。後は古めかしいお屋敷の室内だけの映像でした。
謎解きで魅せると言うよりお化け屋敷のアトラク
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.0

TV版で見てました。
映画化では菅田将暉君のクルクルヘアーをまた見たくて行きましたが、やっぱりTV版で見るくらいで良いのかなぁ。
犯罪の動機が嘘くさいし、キャストが不自然にクッキリと目立つ人がでてまし
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ひとりぼっちで行き詰まってしまったママに贈りたい映画です。
何かモヤモヤした気持ちにしっくり来る映画はないかと探していたところ、マイアンテナがフルフルと震えました。
朝一の会場に2人ぽっちの入りでした
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

Netflixで視聴。
戦争映画は好きではないけど、終戦記念日あたりでは何となしに戦争映画に目が向きます。それとやはりロシアとウクライナの戦争の事が遠い国のことと思えないせいかもしれません。
この映画
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

初めから終わりまでハラハラドキドキの連続。時間を忘れてあっという間にエンドロールが流れました。続きはいつ観れるんでしょう。
面白かった!期待を裏ら切らない!と言えばそうなんですが、AIが人間の脅威とな
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

2.8

映像の美しさは期待通り。
でも実写版では生身の俳優さん方の苦労にまで気持ちが持っていかれて興醒めしてしまう瞬間がありました。
見終わった後まで夢見心地とはいかなかったのが残念です。
キャスティングも人
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怪物(2023年製作の映画)

3.7

面白かった。映画を見終わった後にどう感じたかを話し合いたくなる映画です。
登場人物のそれぞれの立場を描く事で見え方が変わる面白さ。予想を裏切る物語の展開と、そこから感じる怪物の正体とは。
最近話題にな
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.3

タクシー運転手と乗客の物語は名作がいろいろありますが、本作の設定はとてもよくあるある。住み慣れた家を離れて老人ホームに向かう92歳の老夫人と、彼女を施設まで送り届けるタクシー運転手の物語。
タクシーが
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.7

調香師という馴染みのない仕事を題材にしていて面白かった。
とっつくきにくく高慢な感じの調香師と仕事を失いかけている運転手。
上手く行かない日々に何とか折り合いをつけて生きている二人だった。
調香師は香
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

懐かしのソフィー・マルソー。
変わらずに魅力的な姿を見せてくれました。物語は脳の疾患で半身不随になった父の介護をするしっかり者の長女という役柄。
自由奔放に人生を謳歌して来た父親は、自由にならない身体
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

日本版「生きる」のリメイクという事で気になり映画館に足を運びました。
日本版の泥臭さがイギリス版ではスタイリッシュな映像になっていました。
音楽は格調高くクラシカルな印象。
主役の俳優さんの歌うシーン
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

仕事終わってから最終上映を観てきました!
もう何もかもがてんこ盛りで面白かった!久しぶりに観終わっておしゃべりしたくなりました。ストーリーはイギリス統治下のインド。侵略者に屈しない反逆精神を持つ2人の
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母性(2022年製作の映画)

2.8

湊かなえさん原作の映画。
永野芽郁さんが好きなので鑑賞しましたが、お話的には苦手かな。
母と子の愛憎劇。マザコンの母親と必死に愛されようとする娘のやりとりが悲しい。

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.0

信州の山奥で暮らすツトム。山や畑からの恵みを慈しんで食卓に並べる日々。
信州の四季折々の風景と、土が香るような献立の数々はどれも美味しそうでした。
ストーリー的には淡々としていて、物語的な面白さに欠け
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

下調べなしで鑑賞したため震災につながる話とは知らなかった。地震・緊急警報とくればやっぱり東日本大震災だったのですね。改めて11年という時間の経過を映画の中で受け止めることとなりました。
ストーリー的に
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百花(2022年製作の映画)

2.0

母親は少しづつ過去の記憶の迷路に迷い込む。愛する男を追いかけて、たった一人の息子を誰もいない家に置き去りにした過去。消えていく記憶の中で何度も同じシーンを行きつ戻りつ繰り返す。
認知症の母親の面倒見る
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.5

原作を先に読みました。本でも韓国社会が男性優位の社会である事が強く書かれていてほとんど原作通り。
映画化されるにあたり損なわれるものは無かったように感じました。むしろ人格が豹変する演技はとても自然で高
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長崎の郵便配達(2021年製作の映画)

3.3

イギリスのジャーナリストピーター・タウンゼンドさんと長崎の原爆被害者・谷口稜曄(スミテル)さんとの交流を追いかけるドキュメンタリー映画。主演を務めるのはピーター・タウンゼントの娘、女優のイザベル・タウ>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画は油断していると驚くような残忍なシーンに遭遇する事があるのでいつも少し緊張します。本作は人身売買というテーマが大筋にあるのでそのへんドキドキしながら観ました。冒頭のソヨン(IU)が土砂降りの雨>>続きを読む

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

4.0

衝撃でした。
捨てられた犬猫の数。
殺処分になる数。
その動物たちの表情。
東日本大震災の時、見捨てられた動物たちの現実などなど…。
そのギリギリの場所から何とか救える命を救おうと活動を続ける人達を追
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

一作目を思い出す懐かしい作品。
作品全体に感じるエネルギッシュな若さは失われたものの、手に汗握る戦闘機シーンは色褪せない。
年輪を重ねたトムクルーズの瞳はいまでもあまく魅惑的だ。
一作目を再び観たくな
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君の誕生日(2018年製作の映画)

3.6

韓国の船舶事故として記憶に新しい2014年のセウォル号沈没事故。その遺族の物語。悲しみを抑え、日常生活を静かにやり過ごす被害者の母親をチョン・ドヨン。
事故についての説明は省かれており、残された遺族の
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.2

拷問政治を倒した韓国の民主化運動。
民主化運動に命をかける人々の思いがが胸を打つ。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

2.0

映像の美しさにはうっとりしましたが、男同士の恋愛感情はよく分からない。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.0

フランス版「エール」が良かったので観に行きました。アカデミー賞を取ったけど、私的にはフランス版の方が良かった。
本作はカバーの域を超えてなかった様に思います。残念