作画、音や臨場感が素晴らしい。透明感のある鮮やかな荒廃した東京をパルクール交えて観られるので、自宅よりは余計な音の無い劇場に行くべきだし映える作品でしょう。
新海誠監督は意識していると思いますが設定の活かし方とかストーリーがちょっと。泡は謎なのだから謎に包まれていて良いとは思いますがもう少しウタや泡について深掘りして欲しかったです。
あとは知らなかったとはいえ大人で科学者であるマコトさんが聴覚過敏の子どもからカバーを奪う描写にキツさを感じました。
小畑先生がキャラデザということでどこまで性格設定など介入しているか分かりませんが全体的に女性観が小畑作品らしさを感じました。
以上のことから映えだけで客を殴るにはちょっと？という感じでした。
