台風飯店

劇場版ラジエーションハウスの台風飯店のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ドラマを見ていたため、気になって鑑賞。
ドラマの続編映画は転びがちっていう偏見があったからあまり期待はしないようにした。結果:期待以上。ちゃんとおもろかった。

予告とか見る限り、離島の感染症がメインの話になるんだろーな〜、飽きないかな〜と思ってたら、交通事故の話が意外と分厚くあって飽きずに楽しめた。

交通事故で車と車が衝突する瞬間に「ラジエーションハウス」っていう題名の出方が「おぉ始まるぞぉ」って気待ちにさせてくれて良かった。

映画を見てこの作品は医療感動ドラマとコメディ要素の割合がすごいちょうどいいなーって思った。
山崎育三郎が奥さんに語りかけるところや房ばあがばっさーに世界一の医者だって言うところとか....感動させるとこはさせて
警察に対する立てこもりの誤魔化しや防護服を来てるとキャラ変するとこ、褒められて声高くなっちゃうとことか....ちょーどいーコメディが所々散ってて良かった。

地味に1番深く刺さったのは序盤の遠藤憲一が広瀬アリスに言った「感情で命の順序を決めたら、命を選択してるってことでそれは神のすること。医療従事者にそんな権限はない」っていうようなニュアンスのセリフだった。

窪田正孝と本田翼のドラマでは引っ張りに引っ張った告白シーン。映画でも曖昧にしたら流石におい!ってなってたから最後にちゃんとキスしてくれてよかった。

難癖をつけるとしたら、伏線がわかり易すぎるかなーと思った。雨が降るっていう伏線とか井戸水の伏線とか....展開が分かりきってしまって感動するとこであと一歩感動できず、驚くところであと一歩驚けなかった。
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