このレビューはネタバレを含みます
ドラマのときのノリ、群像劇感?が劇場でももちろん顕在。
表現しづらいんだけれど、ラジエーションハウスのカメラワークというか、あの描き方がとても好き!キャラクターが全員立っているし、とても素敵な連携プレー感。
劇場版になると突然つまらなくなるなんてことがなくてよかった。
みんながそれぞれ抱える葛藤、患者さん、迫り来る脅威。未知のウイルス、災害、事故。
救える命の選別。一刻を争う緊急医療の世界で、目の前にいる患者は平等でなければならない。車に衝突されて意識を失った妊婦と、事故を起こした車の運転手、どちらを救うべきか?
より助かる方を優先するのは、頭で理解できても感情がそれを許さない。私も家族が轢かれたら、轢いたやつより先に助けろよと絶対思うんだろうし……
甘春先生が最後唐突に「いおり!」と叫んだのはめちゃめちゃ違和感なんだけどwww
人間そんなにすぐ相手のことを、しかも今まで一線引いてた職場の同僚のことを、好きになるのかしら…?