miho

劇場版ラジエーションハウスのmihoのレビュー・感想・評価

4.1
親切な作品。

小さな事から大きな事まで…そう、まるでヤンマーだ!君と僕とでヤンマーだ!違う!些細な出来事から大規模な出来事まで、世界をまるごと1つにまとめて召し上がれ😌といった感じ。

バラバラの味を持ち寄り黄金バランスで団結する地味なヒーローみたいな…病理性アベンジャーズみたいな…。言葉で表すと弱っちくなってしまうのだが「地味」「病理性」と付け加えるのはプラスの意味で訳があって、「思いやり」「信頼」「尊重」等の表現を欠いてない所。作品をやんわりまろやかな喉越しにしてくれるんだと思う。

私は死んだ後は出来たら水に生まれ変わりたいと常々思っているのだけれど、この映画を観て水が微笑んだ時に「来世は水に わしはなる」と強く思った。

……理解できなければ、あたおか扱いでもいい。わしは水になりたい。

俳優さんたちもハマり役よなぁ🥰
特にエンケンさん❤渋いのに可愛い!
また主役の五十嵐が言葉で気持ちを出さない設定が沁みる。原作者はきっとオデンで脚本家はオデン好きだと思う。監督がオデン屋さんでフジテレビはオデンをツンツンしたんだと思う。

何を言ってるんだ?と思う人の方がまともですが、この映画は何に例えても自由!そんな尊重すら大切にしてくれる気がするんですもの😌ありがとない✨✨✨
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