『リラックスして。』
『どいつもこいつも二言目にはソレだよ
チクショウッ‼️』
物理教師で後に恋人になる女性との会話
で『月着陸は自分たちがソ連より上だと
証明するための人命と資源の浪費だった』
と断言していながら、『そうゆう挑戦』に
耽溺して抜けられないアレックス・ダル。
彼女は学業でも人とは異なる不気味過ぎる
アプローチで頂点を伺っているのだが😅
もう一つ打ち込んでいるのがローイング
大学のボート部の同学年にいる中高でも
トップアスリートでありレギュラー獲得
し奨学金を狙うブリルに異常なライバル
心を燃やして、心と身体を削り続けてい
くのだが……。
アスリートとして性格も思考も身体も
この競技ではアドバンテージを有する
ブリルに喰らいつきボロボロになって
ゆく。
コーチもブリルも恋人のディロンも
入れ込み過ぎて空回りしているダル
に『リラックス』しろと言葉をかけ
るが、力入れっぱで努力し続けてる
自分だけを全面肯定しているダルは
それに猛烈に反論する。
そんな彼女の努力が他者に認められて
夢見心地になってボートを漕いでる
ダルを超スローで撮ってる所が非常に
コワイ😅
こうゆう時だけ脳内麻薬物質プシャー❗️
ってなるから、リラックスしろみたいな
凡庸でリターンの低いアドバイスとかは
全却下なんでしょーか😅
自分を追い込み、相手を負かすのが
総てのダルがブリルにレギュラーの
座を奪われて激昂するシーンとかも
痛々しくも惹きつけられちゃう。
クライマックス、私は最終的には彼女が
目的を達成してから去ったのだと思う。
一応はハッピーエンドであると。
そうで無いとダルが報われな過ぎるよ😅
大人としと出演しているイザベルは私は
初見でしたが、エスターとは一味違う
『どうかしてる』女子大生を説得力満点で
演じきっていて本当に最高でしたねー。
痛々しい表現なのですが😅入浴場面や
ラブシーンがかなりありますよ。
劇場鑑賞通算887本目。