JAB02440

恋は光のJAB02440のネタバレレビュー・内容・結末

恋は光(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

あまり期待せず偶然見たのですが、恋愛映画史に残る映画ではないか?と思うくらい良かったです。
ファーストシーンの宿木が頭にフラペチーノ?をかけられるところから印象的でした。
恋愛映画は数あれどこのような切り口の映画は見たことがありません。しかしながら、哲学的なんだけど、恋愛というものに直球で切り込んできて、ぐさぐさと刺さる。しかし、決して生真面目な問答はなく、必ずそこにボケと突っ込みがあり、くすっと笑いが入る。大学の講堂で東雲さんが宿木さんに宣戦布告をしても、しかさず北城が「よ!東雲屋」とつっこんだり。クライマックスの長い告白シーンでも、一拍おいてカメラを引いて周囲のお客に注目をあびて見られているところを見せたり。
また、4人とも素敵な俳優さんでしたが、個人的には東雲さんのひょうひょうとしたキャラがなんともよかったです。
ロケも岡山の風景がとても素晴らしかった。東雲の実家?の地区はいうまでもなく、倉敷や後楽園、大学や、センセイと北城が夜な夜なぶらつく商店街すらよかった。
見終わってパンフレットを売店に買いに行くと、前に並んでいた人も「恋は光」のパンフレットを買っていました…。

いつもは買わないですが、BDのコレクターズボックスを買うつもり。そのくらい気に入りました。
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