このレビューはネタバレを含みます
マルチバース大流行の時代を逆に行くユニバースもの。原作をリアルタイムで見ていた世代です。幼稚園児が見ても尖ってたと思いました。攻殻機動隊でも、マトリックスでもなく、私をサイバーの沼に落とした元凶はグリッドマンです。
アニメを見たときは気にしてなかったけど、アカネちゃん以外全員AIってことですよね?めっちゃ怖くないですか?AIがそれを理解した上で「人類って虚構を信じれるじゃん」って語ってるのこの上ない恐怖。
我々と同じ物理層にいるのはアカネちゃんとグリッドマン(OSの標準AI的な立ち位置)だけで、他の登場人物全員デジタルツインの中でシュミレートされたAIってことですよね。
話を全部理解してないけど、多分グリッドマンが管理者権限を持ってしまって、別のプロジェクトだったSSSS.グリッドマンとSSSS.ダイナゼノンのファイルを統合しようとしてしまったのかな。というか、グリッドマンの正体はデジタルツインのシュミレーターソフトか?だからキャラクターたちからするとマルチバースでも、我々からするとマルチバースじゃない単一宇宙なんよな。だからグリッドマン“ユニ”バースか、なるほど。
管理者権限をもったグリッドマンがデジタルツインでのアバターに選んだのがユウタで、デジタルツインのAI側が何らかのウイルスで管理者権限を持ってしまったのがダイナゼノンのドミネーション出来る人たちなんか?
普通は物理層側の人間目線で描くのに、AI側から描くんだから面白いな。
入場特典にポスター貰った、六花ちゃん当たった。六花ちゃん派だけど、今回に関してはアカネちゃんのポスター欲しかったね…北海道物産展に突然現れるお姫様は本当に最高。