いめーじ

グリッドマン ユニバースのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

新条アカネの再登場が気に食わないので1点です。インタビューによると雨宮監督は出したくなかったらしいし、姫とガウマの絡みも無い方がいいと思ってたみたいなので、マジで雨宮センスMAXで作ったモノが観たかったな。
それはともかくヒロインズはかわいすぎるよ。「あ、俺こいつのこと好きだな」って思わせる極萌カットが多い。姫のキャラデザも良い。背景に映るピンク髪の妙に存在感あるモブちゃんは何だったの。
暦はまた無職になったのか。内海は彼女持ちの余裕出てんね。
ガウマさんは引きずってるのがイイんだよな。でもレックスとして名乗ることで乗り越えていくのだろうか。
裕太の告白を主軸とした話運びはピュアで魅力的だし、グリッドマンとして戦うことには躊躇わない異常性は健在でSグリからのギャップはまったく無かった。裕太クンは男ウケも良さそうなかわいさもあるよね(^^)
アカネの衣装はダッセェ〜。なんで胸だけバニーガールなんだよ。パーカーやタイツで着込んでた方がエロかったよ。ムジナも谷間は出してなかったじゃないか。本当にお前のセンスなのか?結局アカネも制作側の都合には勝てないのか?

フィクション愛を謳ってるのは良いんだけど、優しい世界とかカオスとかメタ的な言葉を散りばめてるのは勢いばかりの脚本の言い訳というか説得をしているようにも聞こえるんすよね。その辺りのバランスがプロメアにもあった優等生のバカ映画感なんだよな。
アニメーションとしてキャラの動きは多くないけど、ただただキャラを美しく魅せるカットで画の良さは印象に残る。
グリッドマンのアクションはデザイン的に盛られすぎててハデなだけなので、アレクシスとかナイトとかマッドオリジンの方が見ていておもしろい。
マッドオリジンは割と個性あるセリフを吐くのでちょっとおもしろい奴だし、フィクションの副次的な現象として生まれたので特有の悲哀とかを描く余地はあったと思うんだけど、明らかに映画を盛り上げるための単純化がされていて中途半端で惜しい存在だったな。
これグリッドマンのせいじゃないか!って真相は、これスタークのせいじゃないか!ってなりがちだったMCUのオマージュだったりするんでしょうかね?マルチバース繋がりでさぁ。
フィクサービームを自由に撃てるからって街を壊しまくったり一般人への意識が皆無なの都合がよすぎて逆に大事な何かを失ってるだろ。
俺はまだGRIDMANの夢オチ解釈を諦めていないので、全ては実写アカネが河原で妄想していただけなのかもしれないですよ!!
守らなきゃならないモノの3つ目にしても、1年以上も空けてから答えを出して余地を無くしてくるのって普通にダルいのよ。

クレジットにエロ漫画家のえいとまんが入ってるのウケる。
グリッドマンシリーズって最終的には純粋なカップリングを生み出しているけどNTRを感じさせる瞬間も多いというか(六花が大学生と付き合ってる疑惑とかさあ!)、そもそも六花と裕太が付き合ったラストでNTRを感じる視聴者もいるわけだし(いるよな?)、マッドオリジンに対する破壊と修復で攻撃する理論がNTRの楽しみ方とほとんど同じだなと思った。そういう映画でした。