主題歌以外は全部好き!
子どもの夏休み冒険話はたまらん。
グッとくるシーンがいくつもあった。
旅に誘った理由が家を見て笑わなかった、初めて久ちゃん、竹ちゃんと呼び合い、じゃあねからのまたね。
最後のじゃあねからのまたねには問答無用で泣いてしまう。
わかっていても泣いてしまう。
みかん農家が粋だー。
久ちゃんと家族のやり取りが良すぎた。
尾野真千子さん流石すぎ。
竹原ピストルさんも大好き。
テンポと間が絶妙。
兄が弟叩き、父が弟叩き、兄と父を叩く母格好良き。
あいたぁーす!
とにかく久ちゃんと竹ちゃんが最高すぎ。
どうしようもなく可愛く格好いい。
めちゃくちゃ王道で、しかも題材も少年ロードムービーで、まだこんなに面白い作品作れるのかと思った。
たまに出会える格好いい大人たちも良き。
子どものしょうもなさ、大人のしょうもなさも描きつつ、それぞれの良さ、できることを描く。
子どもの頃の万能感、無敵感を思い出しつつ、今だからこそわかる大人の優しさ。
けど、子どもも大人も関係なく、今だってなんだってできる。
自分で制限やしがらみを作らずに生きよう。
子どもも大人もすくすく生きられる世界に生きたいな。
まだまだ捨てたもんじゃない。
小学生の夏休みに見てたらよりたまらんかったろうなと思う。
そのまま旅に行くだろう。
電子機器とかお金とか持ってないから、簡単に海に飛び込める。
何も持たずに旅に行きたいなー。
まだ、行けるよな。
シーンの描き方がうまかった。
短いシーンでも人間関係がすぐわかる。
竹ちゃんの母が職場の全男性から狙われていることとか、ヤンキーたちと軽トラ運転手の関係性。
竹ちゃんと妹弟たちの関係、久ちゃんと弟の関係。
先生がどんな先生か。
主題歌ださいなー、ORANGE RANGEみたいだ、と思ったら案の定ORANGE RANGE。
いやORANGE RANGEも好きな曲たくさんありますよ。
けど、映画が作りだしていた雰囲気と違いすぎて違和感。
竹原ピストルが主題歌がよかったなー。
エンドロール後の終わり方は好き。
エンドロール前の友だちだ、からの主題歌はへ?ってなったけど。
映画館の前席にいたおばあさん二人組が友だちばいと呟き笑い合う姿にグッと来た。