走る屍

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの走る屍のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

要素過多で、とち狂ってる超展開の割にちゃんとロジックが通っているのでセンスはすごく感じたけど、銀河ヒッチハイクガイドに苛まれた苦い感覚が蘇って、若干しんどめ。映像の切り替えも人物の行動もカオスすぎて、先が読めない。ホットドッグの世界線とアライグマに操られる世界線はさすがに意味不明すぎて、製作陣の精神状態を疑ってしまう。

華僑の典型的な家庭問題をベースにしてはスケールがデカくなりすぎ…二代の親子関係を比較するために、最後は母と娘がお互いを理解した上で袂を分かつという変化球がくるかな?!って期待したけど、結局ハッピーエンド……母娘関係でだいぶひねくれた自分には親視点に寄り添った綺麗事としか思えないのデス。
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