マルチバースを土台に描かれる家族の愛の物語
アクション・SF・コメディ・ヒューマンドラマ等々様々な要素をごちゃ混ぜにして一級のエンタメ作品に仕上げている力強さに終始圧倒されました。
主演のミシェル・ヨーの演技も素晴らしく娘の為に理性のタガを外し闘う姿に中盤から何故だか涙が込み上げ、ラストに向かうにつれて自分でも不思議に思う程涙が止まりませんでした。
非常にカオスな設定と作風な為好みも分かれるだろうし、話の展開についていけない人もいるとは思いますが、個人的には理性を吹っ飛ばして楽しめる最高の一作でした。